故人の所有物件ではない賃貸の場合に必要な遺品整理
前回の記事に引き続き、作業の進捗についてご覧いただいております。
賃貸物件で亡くなられた場合、不用品をはじめ室内のモノは全て撤去した上で、寝屋川市内で住まいを求める次なる借主に住んでいただけるよう、原状回復を行う必要がございます。
大変な事例になると親類縁者がいない天涯孤独な方や、親戚は居ても関係が悪化していたり、たとえ家族が居ても大きな借金を作って相続放棄されるリスクも孕んでいます。
そんな際、大家さんにしわ寄せが集中し、最悪の場合泣き寝入りされているケースも少なくありません。
しかしながら幸いなことに、こちらのお部屋に住まわれていた故人は、ご近所や大家さまとも良好な関係を築かれていた為、非常にスムーズに進めるコトが出来ました。
室内に残された貴重品や形見などを除く全てのモノが回収の対象です。
その前に玄関周りにモノがないか?
共用スペースにもなるので必ずチェックが必要です。
こちらでは洗濯機がそれに当たりますので撤去して、ベランダ(兼廊下)をスッキリ片付けます。
室内に移ると今度は、棚や引き出しに収められた食器の数々をまず全て撤去。
家具の中身を空にしていきます。
そして家具を室外に出していくと、ガラリと変わってく部屋の印象。
一気に寂しい雰囲気になりますね。
押し入れ内のあらゆるモノを運び出し、部屋の片付けとともに簡易清掃を施します。
故人の死亡発見が遅くなった場合には、室内のダメージも比例して大きくなります。
畳の総入れ替えが必要な物件など、特殊清掃、その後の消臭作業などの対応を余儀なくされます。
ご依頼者さまの希望にもよりますが、エアコンの取り外し、撤去回収等にも対応しております為、いくつもの業者に注文する必要もございません。
もちろんその他、冷蔵庫・テレビ等のリサイクル対象家電の処分にお困りの際にも、ご相談くださいませ。
遺品整理の物件は大阪、でも依頼者は東京 遠隔地でも大丈夫?!
今回に限らず、”遠い親戚” の方が遺品整理作業の依頼者となるケースでは、
ちょくちょく現場に立ち会えない
というジレンマがあります。
時間的な問題に加えて、毎度毎度遠方から高い交通費をかけていらっしゃるのは経済的ではありません。
今回、初めの立ち合いは依頼者さま、作業完了後は物件の大家さまにご確認頂く事での調整となりました。
依頼者さまには作業後の画像をメールで送信し、ご報告という形を取らせて頂きました。
ご覧の様に、最終的にこちらの物件は全てがらんどう、モノが一切ない状態で大家さまに確認OKを頂きました。
長く住まわれておられたので、今回畳などの交換は大家さまに委ねられます。
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生駒市での片付け作業事例 トリプルエス
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