後継者不在、奈良県内の廃業農家さんの不要品処分のお手伝い
今回のご依頼は奈良県某所、兼業農家を営まれていたお宅から委託された、古くからお付き合いのあるご近所さんを通しての案件(ややこしい・・)で不用品の回収片付けに伺いました。
米農家を営んでいらっしゃった為、関連道具が大量に不用品処分の対象になります。
こちら兼業農家さん、12年前に跡取り息子を急な病で亡くされ、老夫婦で引き続き管理されていたそうです。
今回直接の依頼者となるご近所さんは縁があって、こちらの老夫婦のお宅で米農家としての管理を、5年程の間なさっておられました。
「必要な道具はあげるから、持って帰って」と老夫婦から言われておりましたが、昨年度にそのお爺様が亡くなられたのです。
残されたお婆様。
来年は90歳になられるこちらのお婆さま、もう一人で米を作ることが出来る体力がありません。
そんな理由で土地管理を委託されているご近所さんですが、お婆さまご本人はムチャクチャ元気なのです!
ただ、広大な面積の田畑なの事に加え、こちらのお婆さま、免許がなく農耕機具に乗れない・・・。
ご主人がご健在の頃には、
- まだ使える
- まだ買ってきたばかりだ
- 捨てる物は何もないから
・・・と溜め込み放題でした。
広大な敷地の倉庫と本宅の納屋に老夫婦お二人でしたから、不便も感じられておられず、実際に間借りしているご近所さん共々不便もなかったのですが・・・。
田畑を管理されていたお爺さまがご病気で入院後亡くなられから、
「使わない物は全部処分して」
とお婆さまが頼ってこられたのです。
全部要らないから、あなたが必要なものだけ自分の倉庫に持って帰って、要らない物は処分して下さいませ
米農家用の倉庫は約40坪
耕運機、田植機、米選機
育苗ケース500枚・・・
いつもやっている作業のハズの【要】【不要】の分別作業を、ご近所さんと共に悩み、迷いつつも進めて行きます。
結果、2トントラックに3回往復の【不要】物の処分。
ご近所さんの倉庫に1回持ち帰った【要】物。
写真は各たんぼに設置されていた水の汲み上げ用のポンプやモーターでした。
日本全国を見回すと高齢化に加え、過疎化が進む地域が多く、今後さらにこの “後継者不足問題” は深刻化していく事でしょう。
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