元気な内の生前整理が遺品整理より良い理由が伝わった番組
M-1チャンピオンとしても有名なサンドウィッチマンと三宅裕司氏がメインの進行役を務めるバラエティー番組が始まったようです。
”片付けサポート”という職業柄、テレビ番組に関わらずこの手の情報はチェックしております。
同じバラエティー番組でも、ゴミ屋敷や汚部屋とよばれる部屋や、そんな家に暮らす住人の環境を改善しようという企画モノは沢山あります。
当社でもゴミ屋敷や汚部屋に関する ”片付けられない” ご相談案件が、生前・遺品整理と比較し圧倒的に多いのが現状です。
※宜しければコチラより片付けを行った実例もご覧くださいませ。
そんな中、
- いかにその部屋が汚れているか
- 床も見えない部屋で暮らしている住人の感覚が信じられない
というような角度で放映される番組を見かける事もあり、そんな時、実情を知る我々にしてみれば「う~ん・・ちょっと・・」と思わず物申したくなります。
テレビはまだまだ影響力の絶大なメディアです。
最近はそこまで脚色された企画は減ってきている様に思いますが、片付けられない人に対する偏見や誤解が生じない様に、上手に視聴者に伝えて欲しいと思うんです。
そういう意味でも、このTBS放送の ”実家をかたづけてみませんか?” は、クスリと笑わされたり、ウルウルと涙腺を刺激されたりと、ほのぼのと温かい番組でした。
生前整理? 遺品整理?! 不用品の中から現れるホントのお宝
というと、
「自分で隠したのに長い時間が経って忘れてしまったヘソクリ」
なんて思い浮かべる人も居るでしょう。
思わぬ臨時収入で ウホホッ!! と笑みがこぼれるでしょうが、今回はそうじゃありません。
想い出の品々です。
- 終活
- 生前整理
- 遺品整理
- 断捨離
等々言われますが、特に物資の豊かでない時代を生きてこられた高齢者の方々は、”物を大切にしなければ” という思いが非常にお強いです。
日本語発 ”Mottainai(もったいない)” の精神は世界で称賛されておりますが、いきすぎるとそれはタダの ”執着” となり、そこで暮らす住人の生活を脅かす程になります。
- もし何らかの天災が生じたらこの部屋はどうなるのか?
- 導線確保が不十分な室内で、万が一ストーブから火事が起こったら逃げられるのか?
などなど ”モノ優先” の環境になっていては、本末転倒!!
そんな事より巣立っていった娘、息子、孫がいつでも遊びに来れる家の方が、ずっと幸せな空間でしょう。
使わないまま長年タンスの肥やしにしかなっていなかった物を処分していく事で、記憶の片隅に追いやられていた家族の想い出が顔を出すかも知れません。
その価値こそまさにプライスレス。
値段の付けられない絆です。
実家を思わずにはいられない企画でした。
年齢とともに体力も衰え、独力で家全体を片付けるのは大変な負荷がかかります。
親元を離れて暮らす方、そろそろ実家を片付けなきゃと考えている方、一度ご覧になられる事をオススメします。
※私はTBSの回し者ではございません(笑)
自分自身が望む形で整理片付けを行う
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